オリーブ · 22日 11月 2022
今年も収穫を終えて商品の販売が始まりひと段落の時期に。昨年より収穫量もUPしたのでおそらく来年も収穫量が増える見込み。うちはできることなら「搾油機を持ちたくない」と思っているのだけど、収穫量が増えると自分の思っている時期にオイルが搾れないので色々と都合をつけるのが大変だということにあらためて気づく。品質面、搾油に合わせた収穫の段取り、天気のことを考えると、何かを犠牲というか妥協しないとオイルが搾れなくて満足できなくなってしまう。今のところ近所の「前田屋」さんで搾油してもらえるので、オイルの充填はmaruuの加工所で行い製品化している。搾油所、搾油機、その他の設備費など考えると数千万円かかるだろうし、「前田屋」さんでの搾油は問題もなく清潔でしっかりしているので、このままのやり方でいたいけど小回りがきかなくなってきた。やはり搾油機は買った方がいいのかな。独立する前に勤めていた会社では嫌になる程搾油していたので搾油自体に強く興味はないけれど、機械がある方が色々なことができるのは確か。まあ来年は考えてないけど再来年くらいにはあっても良いかもしれない。今後じっくり検討しようかな。それとも今のスタイルで行くか。悩む。

オリーブ · 14日 11月 2022
先日オリーブ製品用の果実収穫は終わったけどこの時期に畑を見回るとどうしても果実の取り残しが見つかる。オリーブ栽培初めて10年以上だけど果実の見落としが年々多くなっている気がする。やはり年のせいかなと思う。昔はここまで多く見落としがなかったけど最近は取り残しの多さから老化を実感してしまう。このままでは最前線でオリーブ栽培ができるのもひょっとしたらそう長くはないかも。農家の生命線である軽トラックの運転が怖く感じたら農業から撤退する方が良いと自分は考えている。ひとそれぞれ個人差があるだろうけど周りの人間に迷惑はかけたくないのでできれば早めの引退は理想だと思う。ただそれを実現するには短期間で収益を前倒ししていくしかないので、ここ最近の気候変動やらを考えるとなんとも悩ましい。小豆島のオリーブ農家でもアスパラ栽培をしたりしている人たちも10年前くらいからいたので、maruuもオリーブだけにこだわらずやっていかないといけないかもしれない。最近考えているのは同じ果樹類だとリスクが高いのでやはり野菜などで一年草の品目。とはいえ果樹が盛んな山梨の峡東ではあまり野菜は見かけない。作ったとしても利益を考えると小売までした方が良いのかとか色々考えてしまう。うーん、来年の春植え付けまでに何かを考えよう。

オリーブオイル · 25日 10月 2022
なんだかんだで一ヶ月近く更新していなかった。オリーブ農家なのでこの時期はどうしても忙しくてというのは言い訳かもしれない。今年は漬物製造業の認可もおりたのでマンザニロの新漬けを製造、フレーバーオイル、EXVの搾油、で今日はミッション、ノチェラーラの新漬け用果実の収穫をした。この他数日内にミッションオイル用を収穫して、あとは画像の果実を実生用の種をとって今年は収穫終わり。商品を増やすとやることが増えて大変だけどなんとかはなっている。今年は新漬けと新たに柚子フレーバーのオイルも販売予定でいるので収穫が終わってもしばらくは忙しいと思う。来年早々には堆肥を施肥するのでいつ休めることやら。でも搾油時の段階ではフレーバーオイルもよくできていると思うしEXVも良い出来になると思う。どんどん果実生産量を増やし、早くオリーブ農家として一人前になりたい。頑張って作ったオリーブ製品がお客様に喜んでもらえて、好きで始めたこの仕事で生活ができる様になるまであと少しかな。もちろんこれまで通り定番のオリーブ製品は作り続けて、新たに何かを作りたいと思っている。栽培品種も山梨で作れて日本ではオイルにするのに珍しい品種もわかってきた。美味しく自分にしか作れない様な漬物、オイルを作っていきたい。

オリーブ栽培 · 28日 9月 2022
もうすぐ収穫なので足場を整えるために草刈りを実施。収穫では脚立も使うので足場を綺麗にしておかないと危険が伴う作業で毎年収穫前には必ず行う。画像はアルベキーナ、maruuでは一本しかない品種で苗を生産する時のため親木として育てている。maruuのオイルにメインとして育てるつもりはないけれど3年もすればそれなりに果実が着いて下手に品種にこだわり何年も果実が取れない状況よりはオイル含量が少なくてもこの品種の方が良いのかもしれない。ただ炭疽病にも弱いので防除は必須だし、できれば病気にかかりにくい環境での栽培がおすすめ。実際この木は昨年4年目で18kg収穫できて今年はかるく20kgオーバー間違いなしの状況。他にも昨年よりは果実が多い木もあるので収穫量も増産の見込みであとは販売が大事になってくる。もちろん製造も大事で来週には同業者と搾油時期の打ち合わせもする。山梨に来て5年半たってそれなりに形になってきた。これから先もいろいろあると思うけど早く安定させたいと思う。オリーブの木は安定してきたけど商売はまだまだこれから販売が順調なら搾油機の導入も考えるし、漬物やオイル以外にも作りたい商品があるので是非実現させたい。面白く過ごす。

オリーブ栽培 · 19日 9月 2022
今日は台風接近もあり畑の見回りと支柱のチェック。支柱は小豆島時代の実績として樹の本数5%が倒れれば被害が大きいと言えるけど今回の台風ではそこまで被害が出なさそうで一安心。毎年台風シーズンになると心配が増え、同時に収穫の日程が気になってくる。品種によって時期は変わるけど画像はレッチーノでもう果実の色が変わってきた。今年は果実が大きいので例年より熟度の進行が早い気がする。山梨だけだろうか。 神戸の知り合いでいろいろな果樹を育てている人もすべての果樹で5日くらいは早く収穫していると言っていた。今年だけなら良いけど、これからはこれまでと同じような時期に収穫が出来なくなるかもしれない。そういった事が起きると病害虫の発生、果実の着果、品質の変化も起きるかもしれないので少し心配になってくる。それでもダメになる時までオリーブを続けるしかないので結果ただの愚痴みたいになってしまう。山梨では気温の寒暖差が大きいので果実の色がつきやすい。山梨で栽培してみてわかった事だけど早生品種はオイル含量も少なく早い時期にオイルもマイルドになってしまうのでオイル用で早生品種はむいてない。かといって晩生の品種も程よい熟度になる前に霜がおりて果実が凍結する可能性も大きいので山梨では品種選びは大事になってくる。もちろん栽培する人が好きにすればいい事だけど、これから栽培を始める人は経験者に相談した方が良い。耐病性、オイル含量などを自分で見つけてもっともらしくひけらかす人がいるけど、そういう人たちでうまくいった人はあまりいない。ゼロではないけどほぼゼロと言っても良い。熟度の進行、たかが熟度、されど熟度といったところ。台風の支柱も常にしておいた方が無難。

オリーブ · 31日 8月 2022
若木のミッション。良い着き方してるけど収穫までには台風もあるし害虫にも気をつけなければいけない。果実も昨年よりは収穫量が増えそう。樹を30本以上減らしたけど収穫量は増える見込み。異品種でなければそのままだったのでどうしても時間と今年の収穫量を損した気分になる。それはそうと今年はオイル、漬物の果実配分をどうしようか迷っている。オイルはフレーバーが2種とEXVで3種類の予定、漬物はミッション、マンザニロ、ノチェラーラ・デル・ベリーチェが少し作れると思う。どうしようか。うちはまだ知名度も低いので作っただけ漬物が売れるかもわからない。ただ今後のプロモーションの事を考えれば多めに作った方が良いのか迷う。プロモーションはこじんまりとだけどやってみて思った事として、テレビでもでないかぎり売り上げに直結するような効果はあまりないと感じた。それよりもmaruuの商品を欲しいと思う人にひとつひとつ良いものが届けられるよう専念して無理に売る事を考えないでじっくり販売した方が良いのかもしれない。とりあえず宣伝用に漬物を若干多めに作ろうかな。漬物用果実は一人でのんびり収穫しよう。オイル用は多少の応援を頼もうか。いずれは漬物の種類ももう少し増えるかもしれない。今年も無事に収穫できますように。

オリーブ · 10日 8月 2022
久しぶりにブログを更新。今日は畑のパトロールで4年目になるマンザニロがマンザニロらしい果実の着き方していたのでパチリ。樹が大きくなると苗の段階よりは畑の手入れが楽になってくる。主に雑草が株元に茂らなくなるし、生えてきても根の張りが強くないので雑草の除去が容易だから。マンザニロはmaruuの畑でも一番本数が多い品種。ワインの産地なのできっと需要があるはずと思い植えたのでこれから生産量が増えたら漬物加工して卸しを想定している。もちろん店頭販売もするけど知名度がないお店なので直売以外にも卸しをしないと収入が少ないので卸しはとても重要になってくる。オリーブ栽培が日本中で珍しくない状況だけど、生活できるレベルの収入=販売が各地必須になってくる。収穫量も必要で、そんなに収穫ができないうちは在庫はすぐなくなるけど収入を安定させるには販売量がある程度ないと生活ができない。maruuはそろそろ販売に力を入れてバランスの良い商売を目指す。そもそも計画ではそこが最重要なので、独立するなら神戸か山梨か、最後まで悩んだ事を思い出す。特に近年栽培に関しては全国各地で栽培されているし、しかも搾油機などを皆すぐに設置して国産オリーブオイルが珍しいものではなくなってしまっているのでこれからはオイルの品質の差別化も重要になってくる。今年も良いオイルを作るまであともう少しだけど、しっかりと最後まで管理していく。今年は昨年のグリーンレモンに続き新作フレーバーオイルも作る予定。漬物も今年は新漬けを作り後々の為に新漬け以外を試験的に作る。本当はオリーブ栽培が盛んな地域に行きその国の漬物を勉強したいかな。

オリーブ · 11日 7月 2022
オリーブ栽培、夏は草刈りがメインだけど支柱の縛り直し、農薬散布などの他に剪定もある程度する。基本的な樹形は春の剪定で問題はないけど必要以上に伸びてしまった枝は害になり得るので切ってしまう。もちろん剪定すれば良い事もあるし悪い事もある。でも今年収穫する果実の事、来年の事を考えれば自分の場合は不必要な枝は切った方が良いという考え。切らない方が果実はたくさん着くと思うけど果実量だけが全てではないので色々経験してきた上での自分なりの結論。やっと樹形もできてきたので来年以降の着果もすごく楽しみ。こんな考えも品種ごとの特徴も考慮しつつ実行しないと意味がないので今日も暑い中頑張って作業した。会社員時代から、辛い時こそ最後は自分の為になると言い聞かせて踏ん張ってきた。今でも年相応には頑張るけど年々体力的にキツくなる。でも山梨に来て5年経ち樹も大きくなったのでこれからはやる事が少しづつ落ち着いてくるのでそれまでの辛抱。樹が大きくなれば周りの雑草もあまり生えてこなくなるし、抜く必要も絶対ではなくなるので地べたを這うような作業もなくなる。現状100本も無いのだけれど一本一本に集中して効率の良い栽培をしたい。どんどん栽培が楽になり果実収量が上がってからコツコツ無理の無い範囲で樹を増やしても良いかもしれない。話は変わるけど久しぶりにブログの更新。実は最近ブログの意味に疑問を感じて更新するきっかけを失っていた。でも自分なりのペースでこれからも更新していこうと思う。メインはインスタでと考えているけど情報発信と日記代わりと思い地道にやっていく。今年の収穫がどうなるか。今から楽しみ。

オリーブ栽培 · 08日 6月 2022
先週には花のピークになり、今週雨が降ったのでもう生理落下のように不要な果実が落ち始めている。これから約二ヶ月くらい細胞分裂をしてその後肥大期になり果実が大きくなっていく。画像は今日のオリーブなのでここから更に果実が落ちていくけど、最近この子房があれば果実が受粉したと思い込んでる人が多いと思う。これがなければ必然雌しべが無いのだけど受粉する前の花が蕾の時に花びらの部分を取ると最初から子房は存在している。それが受粉したら大きくなっていくのでこれがあるといって受粉したわけではない。逆にこれがなければ受粉しようがないので最終的に果実は生らない。でもこの緑の粒を画像にして「オリーブの赤ちゃん」と言っている人が多いので半分当たっているような、間違っているような気がしてモヤモヤする。まあどうでもいいことかと思うけど、相変わらずオリーブの情報は曖昧だったり間違っている情報をアテにしている人たちが多くて栽培があまりうまくいかない原因ではないかと思ってしまう。もう少し正確な情報が出て来れば参考になったりもするけど、良い情報はそんなに簡単にはオープンにならないのも事実。実際自分が独立してみて思うことは全国でオリーブ栽培している人たちって殆どが経済的に余裕があり好きなだけでやっているんだなぁと。

オリーブ · 03日 6月 2022
五月の上旬に接木したもの。もともとあるレッチーノがあまり重要ではないのであわよくばと思い欲しい品種を接いでみた。今のところ枯れてもいないし、うまく活着してくれれば嬉しい。レッチーノという品種は自分が知っている限りでは日本中でオリーブ栽培の失敗例の代表的な品種だと思う。小豆島で好んで育てる人はあまりいないけど、他の地域でなぜか小豆島と違うものを育てて差別化を図ろうとする人たちが植えた例が多い。中にはイタリアと同じ含油量と味が再現できると思い栽培している人も多いと思う。果実を生らすにも癖が強いので誰にとっても良い品種とは言えない。原因はオリーブを育てていなかったり、育てていてもあまり収穫量が多くない人たちが知っている風に奨めている事が考えられる。自分も小豆島に行った頃は違うものを育てたいと思っていたけどスタンダードなミッションなどの品種を育てながら、レッチーノ、フラントイオ、アルベキーナのオイルをテイスティングしていたらとてもこれらを栽培する気にはなれなくなった。かといってミッション至上主義でもないんだけど。。ただ小豆島の100年以上の歴史は認めるべきだと思う。栽培だけではなく搾油、テイスティングも正直他の地域が追いつくにはかなりの時間がかかるので、小豆島の実績のある人に教えてもらえるのであればその方が早く事業を軌道に載せられる。ここに変な拘りをもって果実が取れないと数百万円から数千万円も差が出る事になる。もちろん規模によるけど500本も栽培すれば間違いなく5年くらいで数百万円の差が出ると思うのでプロに報酬を払い教えてもらう方が断然賢いはず。でもほとんどの個人もしくは企業が自称コンサルタントみたいな人に搾取されて収穫量もない状態が続いている。実績がない人の指導は気をつけましょう。実績がある人でも地域、畑で育て方が違うので簡単ではないはず。とりあえず自分のレッチーノは接木が成功するまでは収穫して、接木が活着したらバッサリと切ってしまうつもり。

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