堆肥

堆肥 · 12日 1月 2023
本来なら今頃堆肥をまくのだけれど山梨では堆肥をまいても攪拌(耕運)できないので今の時期はゆっくり過ごしている。攪拌ができない理由は冬の寒さと降水量の少なさ、それと空っ風で剪定はもちろん根を切ってしまうと乾燥してしまい気のダメージが大きくなってしまうから。SNSで他の人がこの時期なんの作業をしているかわかるけど結構剪定している人が多いみたい。小豆島では剪定の本数が多い人などが冬に剪定するけど本来は3月くらいがベストと言われている。なので今無理して剪定する必要がない人はしないほうがよいと思うのだけれど皆剪定が好きなのかな。自分は良い果実をとるためには剪定は必要な作業の一つと思うけど剪定自体は好きではない。とにかく面倒だし、会社員時代に剪定で腱鞘炎になってしまい、それからは冬になると右手首が疼くし太めの枝を切ろうとすると激痛が走るのだ。なのでできるだけ剪定から逃げたくてしょうがない。まあ剪定はもう少し先だし来週からは堆肥を置く作業に入ろうと思う。平地は堆肥を置き苦土石灰をまいて3月後半くらいにトラクターで攪拌するけど傾斜のある畑ではそうもいかない。攪拌すると雨で流れてしまうからこれまでは堆肥は置くだけにしていた。でもやっぱり春に根は切りたいし、地中を改善したいので前々から考えていたアースオーガを今年は購入してみた。早速畑に行って試してみた。10年前にも前職で試してみたけど多分昔のはスクリューのみで現在のようにスクリューの先に刃がなかったように思える。実際昔のは全然掘れなかったけど今回のはびっくりするほど地中に入っていく。画像は直径20cmのスクリューで深さは実質30〜40cmは掘れるので延長のシャフトをつければもっと掘れるだろう。これだけ掘れれば堆肥を直接地中に入れられるので雨に流されることなく土壌を改善できるのではと期待する。根も切れるので毎年根の更新もできる。安くはない買い物だけどこれは満足。土壌に空気も入れられるし傾斜地の栽培には必須の道具になるかもしれない。自分の畑だけではなくコンサル、栽培指導先にも応用できる技術がどんどん蓄積できている。これにより良い果実をどんどん作りいろいろなことをmaruuのノウハウとして伝えていきたい。とにかく果実が取れないと何も始まらないけど数年間コストをかけて赤字の人たちが自分の周りにも結構いる。10年以上オリーブ栽培をしておそらく数千万円を個人で使い込んでいる人もいる。相談を受けて指導となった時に確実に成果を出せる体制を強固にしたい。

堆肥 · 17日 1月 2022
相変わらずコツコツと堆肥を施肥している。この畑は3年目を終えて今年の春から4シーズン目の畑で品種はチプレッシーノ。本当はミッションの畑にするつもりが苗屋の間違いでチプレッシーノになってしまったので思い出すと今でも腹が立つし二度とその苗屋で買わない。ここの樹は品種で違いが出ると思うけど成長も良くもう3mを超えている。近くのホームセンターでこれより状態が良くないけど同じくらいの大きさの鉢植えが約10万円で販売されている。もう1年以上は売れていないので状態がどんどん悪くなっている。半額で根巻きしたものを誰か買ってくれれば嬉しいけどそう簡単に売れないものだ。当然高価なので買うわけないのかもしれないけど、オリーブ栽培している人たちはほとんど趣味の延長で何年も収入ないのに続ける人たちが多いので、そのお金で手っ取り早く収穫ができる樹を買ってくれれば嬉しい。失敗しても1から育てるのが楽しいのだろうけど皆いくら使っているのか不思議。きっとお金に余裕ある人が多いと思う。自分は今でこそ業務委託を受けられるようになったけど独立当初はアルバイトしたり仕事掛け持ちしたりもした。一部の心無い人達にオリーブ栽培とオリーブをバカにされたのはもはや懐かしい。最近になって皆態度変わったけど。

堆肥 · 13日 1月 2022
企業から任されている畑で堆肥やり。1シーズンを終えてだいぶ成長したけど樹形作りはこれからなので春になれば少しボリュームダウンしてしまうと思う。ここは石が多いので管理機を一回壊してしまった畑。10年以上農業してて管理機が壊れたのは初めての体験だった。今まで酷使しても壊れなかったんだけどいきなり煙を吹き始めたのでおそらくピストンがダメになってしまったのではないかなと思う。なので今回はゆっくり優しく管理機をかけていったので無事故障もなく終了。ここは山梨に比べ温暖なので雨が降ると樹がみずみずしく見える。だけど雨が多い地域なので農薬散布の回数も多いしオリーブオイルができても優しい味になるかと思われる。結局はコストが高くつき品質的にはどうなのか、できてみるまではわからない。山梨でも降水量は地域によって違うのでこれから色々な場所でオイルができたら違いを比べてみたい。香川県でも小豆島はブランドで圧倒的だけど最近は香川本土の方が土が良いとの噂を聞くので降水量、土壌の違いで様々なオリーブオイルができ、各地で高品質のオリーブオイルができたら面白くなる。トスカーナのオイル、アンダルシアのオイル全然違うけど自分はトスカーナ派かも。

堆肥 · 24日 12月 2021
今日もせっせと堆肥を施肥した。寒くなければ堆肥を施肥した後に耕運機をかけたり、なんなら剪定もできなくはないけどここ山梨では剪定も耕運機も3月くらいまではしない方が無難なので畑の作業といえば堆肥を撒くか石を拾うくらいしか今はやる事がない。今年はオイルの製造数も多くないけど先日山梨県庁にPRしてきた効果がでて製造本数が増えれば来年以降は今の時期でも忙しいかもしれない。そうならなければ食べていけないので栽培以外にも営業とかこれからしなくてはいけない事もたくさんある。話は戻って堆肥の撒き方。ここは傾斜地なので耕運機をかけると雨が降ったときに流れてしまうので耕運機はかけない。した方が圧倒的に良いのだけれど土の流出がすごいので、今は画像のようにして春先に草抜きをしながら少しづつ広げていく。それでおおよその根域に堆肥が広がるので今のところそれで問題は起きていない。堆肥を撒く範囲には諸説ある。畑全体、樹の中心から身長と同じくらいの距離、それと横枝の先端の下くらいなどとわからない人も多いと思う。これについては自分もあまりわからず横枝の下くらいで施肥をしているけどそれで良いのではないかと思う。本当は傾斜地でなければ畑全体に撒き畑全体を耕耘するのが一番良いと思うけど労力とコストがかかるので今はこのやり方。傾斜地でも山梨の場合12月〜2月くらいまでは降水量が少ないので耕運機だけならかけられなくもない。ただ根を切ってしまうので剪定と同じく寒さ対策のため何もしない方が無難。まあ樹が大きくなればある程度大丈夫と思うけど今はこれしかできないのでしょうがない。できれば2haくらい一枚の畑でトラクターでなんでもできるのでそれが理想だけどそんな土地無いか。

堆肥 · 12日 2月 2021
今日は業務委託の畑で堆肥。 前回の堆肥と別の委託されている畑。 土地柄袋詰めの堆肥以外なかなか見つからなかったけどなんとか見つかり2tで2回落としてもらった。 これまでの堆肥で一番良いと思うほどの物。 どうしてもアンモニア臭がいつも気になるのだけれどこの堆肥は完熟しているのか臭いも気にならず状態に満足。...

堆肥 · 03日 1月 2021
今日は堆肥を施肥。 小豆島でも1月に堆肥を撒き攪拌してから約1ヶ月後に苦土石灰を撒いてからさらに攪拌、 その後4月末までに畑全体を耕耘してたがこの畑は傾斜地なので攪拌をしないでおく。 何故かは傾斜地なので土が下へと落ちていくし雨が降れば流れてしまうから。...