· 15日 4月 2023
今年から販売用に生産開始した果実収穫を目的とした苗。画像は挿し木で発根したもので、自分の畑に来春植樹予定のものを含め今年は畑で管理して秋〜冬には寒さ対策でハウスに移動予定。小さいうちから支柱をすることで成長に大きく差が出るので支柱立てはとても大事な作用になり大変だけど必須。成長につれてある程度の高さまでは曲がったりした主幹を矯正するのでその時も支柱が必要になってくる。正直現段階では販売をして商売が成り立つのかはわからないけど、自分が来年植え付ける予定の品種でもあるので大事に育てたい。収穫をメインにした栽培の場合自分の経験では苗は一年生もしくは自分の好みにあったものでないと後で苦労する。良い苗であれば一部の品種を除いては植樹してから3年で果実が着くし、剪定などでも悩まずに済む。もちろん適切な管理ができていることが前提だけど、そもそもオリーブ栽培を始める人は適切な管理など分かるはずもないから最初は経験者に聞くのが良いと思う。ただ自称「コンサル」、「経験者」には気をつけないとダメ。例えば小豆島の人でも気象条件が違う場所で育てたことない品種は未知の世界の筈で、そもそも雨が多い地域でミッションなどの品種は難しくなる。他にも教える人が立派に果実を生らしているかが目安にもなるけど、どう考えても自分が収穫量少ないにもかかわらず偉そうに教えている人の噂を聞くことも多い。気象条件、土壌なども大きく影響するので品種もとても大事になってくる。苗も大きければ良いとは限らないし、ではどこを見て選べば良いのか。まずは樹形で、細かい枝は除去できるけどメインの枝は除去できないものや、作り直さなくてはいけない苗は選んではダメ。ここすごく重要でこれだけで1年、下手すると2年は収穫が遅れてしまう。最低でも地表から50cmは主枝、亜主枝などを出す必要性が収穫用の場合低いので苗が小さいうちは将来一本にする姿を想像すると良い。実際やってみないとイメージしづらいと思うけど、正直経験者でない限り成果をあげている経験者に対価を払い教えてもらう方が結果的には早く収穫でき栽培に関しては投資を回収できる。そうでない人をたくさん見てきたけど数年あるいは10年以上赤字のままであることが多いと思う。企業で大規模の栽培をして一体これまで幾らお金を捨ててきたんだろうってところも数カ所知っている。増えるオリーブの産地化。観賞用ではなく、そろそろ収穫用で栽培地域に合わせ育てやすさ、オイル量などのアドバイスができる苗木屋が必要ではないだろうか。生活がかかっているのであれば自己流はやめた方が無難。

 · 24日 3月 2022
昨年に播いたオリーブの種がやっと発芽してきた。山梨ではビニールハウスがないと挿し木が大変なので接木の方が良いのではないかと思い台木としてある品種の実生を使おうとしている。これがうまくいけば良いのだけれどまだ未知のことが多いのでなんとも言えず、とにかくやってみるしかない。今回は結構な発芽率でほぼ発芽したと思う。品種によっての差なのかはわからないけど今年はこの品種ともう一つの品種の2品種を播き当面は2品種を台として使いたいと思っている。どちらも寒さには強い品種というか山梨では問題のない品種なので穂木との相性はあると思うけどこれで成功すれば山梨での増殖が挿し木ができなくても容易になるのでありがたいのだけれど。接ぐのは、今から実生を鉢上げして耳かきくらいの太さになれば接げるので、できれば梅雨前に接いで秋雨前に大きい鉢に鉢上げして冬をこしたいと思っている。オリーブの接木は日本ではあまり行っていないけど、というよりは品種が限定的で接木の必要性が低いみたい。だけど山梨での増殖は結構な設備が必要になるのでmaruuでは接木で苗を作るスタイルを確立したい。

 · 21日 2月 2021
今日は暖かく霜もおりてないので植樹場所を管理機で耕転した。 植樹する品種は昨年スペイン・コルドバ大学から来た枝から増殖した品種。 自分は今の所塩漬けの品種を栽培していきたいのでコルネスエロ・デ・ハエンなどに注目している。 果実の形も独特でゆくゆくは現地の漬け方で山梨のワインに合うものを作りたい。勝手にに思っているだけだけど。...

 · 17日 1月 2021
画像は昨年のもの。 今年植える苗を準備している。 苗は近年ブームなのか色々な品種を取り扱っている苗木屋もあり手に入らない品種がないくらいだが観賞用のものが多く低いところでピンチ(摘芯)しているものばかり。...