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堆肥

例年より早くに堆肥を施肥する事に。山梨では防寒の事も考えて早くに施肥するけど小豆島では通常1月に施肥する。堆肥が肥料としてではなく土壌改良としての施肥なので実はいつでも良いらしいけど年間スケジュールを考えて小豆島では1月に施肥をするらしい。よく堆肥の施肥を怠る人が多いけど自分からしてみればこの堆肥がオリーブ栽培には欠かせないと思う。特に日本では土壌の保水量が常に地表から浅い深度になるため根が深く張り難く、それを少しでも改善するためには堆肥で土壌作りが欠かせない。もちろんこういった事が必要ない土壌もあるけど概ね日本では降水量の関係から結果オリーブの根は深く張らないので倒木しやすく果実の味、オイルの味も単調になりやすい。他には病気も出やすくなるし、隔年結果も出やすくなる。収穫期には果実の旬が短く乾燥により落果もするので良い事がない。なので堆肥=土壌作りは最も大事。