支柱

今日の作業は支柱直し。オリーブ栽培で重要な作業の一つで、他に土壌改良なども重要な作業だけど自分的には剪定よりはるかに大事。支柱の仕方もいろいろあるけど小豆島では木の支柱で鳥居か三脚鳥居、もしくはアングルを打ち込み紐かゴムで引っ張るのなどがメインになっている。

自分は三脚鳥居ばかりでアングルの強度はわからないけど3000本弱の農園での経験上一番ひどい台風被害で2％くらいだったかな。特にミッションは支柱が必須で支柱をしないと成長も良くない上に台風などの時に被害が大きくなる。一旦被害を受けるとその年はもちろん次の年も収量がなくなる可能性が大きいし、倒木で太い根が折れた場合は同じ方向に倒れる事も多くなってしまう。

倒れた場合はどのみち支柱をしなくてはいけないので最初からした方が無難。でも手間がかかるので正直面倒臭い。紐も若木の時は年に2、3回は替えないと食い込むので大変な作業。じゃあ緩く留めればと思う人も多いと思うけど、緩いと風で支柱とオリーブが擦れて傷がついてしまうのでしっかりと縛るのが大事。

ちなみにコストは三脚鳥居で1式だいたい2000円位かかる。寿命は土壌によるけど早ければ5年くらい。

樹形によって支柱の仕方も変わるけどお金がある人は単管などを使う方が最終的に安く済むかもしれません。