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来年の剪定を考える

やる事が少ないけど畑に行って来年にはなるが剪定を想像して樹を眺める。決まっている事はだいたい腰くらいまでは枝を切り上げるとして一本だけ枝を残しあとは支柱を縛る場所から上で枝を出す。もちろん邪魔じゃなければ腰から下でもっと枝が多くても良い。腰から下で問題になるのが作業効率。農薬散布、樹の周りの草抜きなどで下枝が邪魔になってしまうのでこれだけは経験上綺麗にしておかないと作業の妨げに。でも作業効率を考えなければ下枝があった方が大きさにもよるけど果実がたくさん取れるので樹が若いうちはできる限り切らない方が良い。観賞用ではない栽培なので果実をたくさん取ってなんぼ。たまに栽培の事を聞いてくる人たちは剪定の事、それも切る事だけは熱心に聞いてくる。自分から言わせれば果実が一番でそのために土壌作り、防除、肥料等と共に剪定でバランスを取り果実をできるだけたくさん収穫できるようにしていく。栽培の事を聞きに来る人でいきなり剪定に偏っている人たちは経験上栽培が何年もうまくいかない人が多い。それと人から得る情報に対して、無償が当たり前に思っている人も同じ。別に何か物が欲しいというわけじゃなくて大事な事を教えてもらうのに名刺交換で全てが済むと思っている人達は危機感がないように思える。