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冬のオリーブ

冬のオリーブの管理は殆どないけど小豆島なら堆肥を施肥して攪拌などをする。畑にもよるが全体を耕転すると土にも良いので山梨でもそうしたいところだけどそうもいかない。剪定と一緒で冬に根を切るとダメージが寒い地域では大きすぎる。なので耕転も3月くらいにするので山梨のオリーブ栽培は12月〜2月まですることがないので比較的暇になってしまう。販売しているオイルの発送とかだけなので何かすることを見つけなくてはいけない。そういえば今日県内でオリーブ事業を始めたい方達が会いに来た。色々と話はしたけどどうするのか。意外と現実的なのか少し話しただけで頭を悩ませていたのでオリーブ栽培は簡単で儲かると思い込んでいる人たちとは違うのかもしれない。ただ資料なんかも作っていたけど情報源がちょっと微妙な人たちからのものなので、自分から見たら違うよな〜と思うものも結構あった。山梨だけでなく果樹栽培に適した土地が広くあれば日本の果樹栽培ももう少し違うかたちになっていたかもしれないけど日本の一般的な農地はとにかく細切れで狭いから機械化などがしにくくコストがかかる。そのため品質にこだわり高級路線の製品しか日本では作れない人が殆どで必然法人ではなく個人でやっている人が多いと思う。自分も個人でやっているけど大きな畑で大きなトラクターに乗るようなオリーブ栽培には憧れもあるので、そういうチャンスがあればチャレンジしてみたい。ただし売り先がなければ個人でやっている方が断然有利なので、あくまでも農業のスタイルとしてチャレンジしてみたいことでやってみたら結局個人の方が良いと思い止めてしまうかもしれない。ただ個人でも畑が全てトラクターの移動圏内であることが理想で色々な道具を買うよりも殆どがトラクターでできる環境は作りたい。そうすれば面倒も少なくなるし人も雇わなくてもいいのでのんびり自分に合ったオリーブ栽培が出来ると思う。山梨にどっかないかなそんな土地。あれば開墾からして畑にしてそこで暮らしていきたいけどきっと無理なんだとも思ってしまう。そう考えると今やっていることがつまらなく思えてくるし、これからどうしようかと考えてしまう。やっぱり暇だとろくな事を考えないので何か仕事を考えて何かしていなければダメなので、明日はとにかく外に出て畑を見回ってみよう。