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ハマキムシシーズン

業務委託を受けているのでその畑の除草作業と殺菌剤散布へ行った。甲府盆地とは違い雨が2000mm以上降る地域なので殺菌剤が欠かせない。除草作業を終えて殺菌剤散布を始めたところヒラヒラと見覚えのある虫が。。マエアカスカシノメイガだ。今の時期小豆島でも発生する頃だろうけどここの圃場でもやはりいた。この幼虫がいわゆるハマキムシで何種類かあるけどマエアカスカシノメイガの幼虫が秋〜冬に大発生する場合がある。大発生の様子の画像は残念ながら無いけどそれはもう悲惨な状況になる。人によっては少しくらい放っておけば良いとか言う人もいるけどだいたいその人は農業経験が浅いのではないかと思う。絶対放っておいてはダメ。方法は様々だけど駆除は必須で放っておけば病気、害虫を呼び込む事になる。小豆島で有機JASに拘っていた人も結局有機JASで認められている農薬を使っているのでおそらく経験に学ぶ人なのだろう。それはそうとこの畑では成虫が以上発生と言ってもいいくらいいっぱいいた。一本の樹に一匹は成虫がいたので異常発生と言ってもいい位で、これは小豆島でも経験が無いレベル。小豆島で大発生を経験したけど大被害が出たので今回この圃場での大発生の予兆は見逃せない。来週くらいのは天気の都合を考え殺虫剤散布をしようと思う。今年の被害はどうなるか。経験上過去最高になるかも。