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リスボンともっくりこ

午前中は久しぶりに日が差したので畑をパトロール。雨が降ってもパトロールするけど。レモンがだいぶ繁ってきた。今年の春植えたのだけれど一緒に植えた柚子の方が早く新芽を出し、レモンは全然動きが無かったのに現在は柚子よりレモンの方が勢いがある。レモンと柚子の適正温度の違いみたい。柚子は山梨でもある地域では趣味ではなく農産物として栽培されているのでやはり寒さに強い。なので暑いとお休みするのか、それに対してレモンは春時点では動きなしだけれど真夏に元気に伸びている。両方ともこれまで育てたことが無かったのでこれほど温度で差が出るとやはり植物は面白くてしょうがない。ところで今回のタイトルにはレモンと別に「もっくりこ」と書いた。これは小豆島の方言でセミの抜け殻のこと。自分も小豆島に行って初めての夏にこれを聞きびっくりした。「セミの抜け殻」でいいじゃんと思った。でもきっと昔から地元では代々当たり前に受け継がれてきた言葉なのだと思う。でも「もっくりこ」は正直説明がないと解らん。今思うと小豆島では独特の方言があった。山梨で解らない方言はあまりない。あえて言うなら「つけて」。軽トラなどに積み込むことを言うのだけれど、これは慣れるまでに多少時間がかかった。山梨の人は訛りがあまり無いことも自分たちで気づいてない。「えらい」=「疲れる、疲れた」は結構西日本では普通なのにまるで自分たちしか知らない言葉と思っている人が多い。それも個性、文化なので面白いけど説明されることが多くちょっとウザいのでやめてほしいかも。とにかく山梨でのレモン栽培。今年の山梨で是非越冬して来年以降この土地でレモンの可能性を少しでも見せてほしい。自家製レモンサワーも飲みたい。