コロネイキ

今年で２年ちょっとのコロネイキ。少し果実が生っているのだけど１kgもないので他の品種と混ぜて搾油するか、それとも実生の台木にするか悩んでいる。来年から少しだけれど苗も作り販売したいので挿し木で造るのが難しい品種は接木での増殖を考えているから。今年はその二つの選択肢しか無いけれど来年以降どうしようか。コロネイキは種の保管として一本しか定植していないのでオリーブオイルなら他と混ぜるか、挿し木か接木の穂木でしか自分の場合は現状使い道が無いけれどオリーブオイルを作るならとても優れた品種だと思う。根張りも良い、耐病性（炭疽病）も高い、果実量が多い、オイルの品質が良い、若木からの着果量も多いなど良いことだらけ。ただ一つの難点は自分が知っている限り世界一小さい果実のオリーブなので収穫のコストが嵩むこと。じゃあ収穫の効率を良くすれば？と思うけど日本では台風があり支柱が必須とも言えるのでシェーカーは難しいし、海外で使われているような果実を叩いて落としたりレイキングのような収穫は酸度を高めることになり得るのでどうかと思う。そこで肝心な歩留まりだがコロネイキは日本において優良品種だと思う。自分が思うに国内で良いと言われるルッカと同等と思うので収穫の収穫の効率化を計ればコロネイキは日本に合う品種と思うので自分も推奨できる品種だ。畑の兼ね合いもあるけど出来るようであればコロネイキの畑を作っていきたい。オイル好きな人も栽培を始める人もコロネイキはおすすめです。