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カバープランツ

いよいよ作業するにも気温の上がる日中は危ないのでよっぽどでない限りは陽にあたらないようにしてる。そんな暑さにもかかわらず自分の畑がある場所は今のところ天気と雨のバランスがよくないので少し不安があるけど今年から天然のカバープランツになりそうなスベリヒユが増殖、成長してオリーブの根域周辺を守ってくれている。根域以外にも出来るだけ今の時期は雑草を放置していわゆる"土が焼ける"ことがないようにしておく。勝手に生えてきた草なのでそもそも人間が植えたものと違い毎年生えるだろうしスベリヒユは一年草でアレロパシーもあり根は小さいけど被覆面積が大きいので他の雑草も生え難く土の保水にも役立っていると思う。よく調べていないのでこの草のアレロパシーがどういった影響を及ぼすかは不明だけど毒性などはないのでとりあえずは観察していく。ある程度大きくなったオリーブでは無害だと思うので今後も問題なければ鉢回りはスベリヒユとホトケノザでそれ以外はメヒシバで覆われれば自分にとっては理想かもしれない。小豆島でいち早くカバープランツ、コンパニオンプランツを研究していたYさんに10年ほど前にいろいろ質問してみたけど、とにかく芝は殆どオリーブのカバープランツには向かないと言っていたし、自分もよく巷で言われている草も試したけど殆どが雑草に負けてしまうので優勢になるまで人間が手を貸さなくてはならないし家の庭ならまだしも数千平米も種播いたり移植したり増殖するまで他の雑草を駆除することはできないことを作業の中で学んでいたので無駄なことに労力は使いたくない。そもそも人間が植え付け勝手に育つなら殆どが畑にもう存在していて既に毎年生えているはずだよね。一部厄介なハーブとかもあるしアレロパシーが害にもなり得たり根が強くオリーブに悪く影響するものもあるので注意が必要だ。