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気温 湿度

今日は暑かったというより今日も暑かった。

この畑は19年春に植えたので現在2年4ヶ月くらいの畑になる。昨年からの干ばつダメージから回復してようやく旺盛になってきた。樹の周りに草がボーボーなのはわざとで梅雨が空けたこれからの季節少しでも水分があった方が良いので種類を選んで残している。

オリーブの樹の周りではなく畑全体も自分が小豆島で農業を始めた頃から早生栽培が主流で清耕栽培は農機屋曰く1割もいないらしい。理由はトラクターで耕すより乗用モアでの草刈りの方が早く、乗用モアは離れた畑にも軽トラに積んでいけるのでフットワークが軽い。それに山梨などでは日差しが強い上に気温も高くなるので土の温度上昇を緩和し保水にも期待できる。ところでオリーブは乾燥に強いと言われているけど一概には言えない。

果実を取るには適度に水分が必要で潅水を工夫すれば樹も果実にも良い影響が期待できるし水分が無いと夏に光合成をしにくくなってしまうので畑、品種に合わせて管理をすると良い。山梨では気温が高いけど湿度が他の地域より低いので夏潅水をすればオリーブオイルも日本国内でこれまで無い物ができる可能性がある。これについては複雑なので書く事はやめるけど、病気(炭疽病)なんかも小豆島とは条件が違うので殺菌剤などの農薬も品種によっては必要性が低下するかもしれない。薄々感じてはいるけど栽培気象条件、オイルの品質は国内最高峰になり得るかも山梨。