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なんのムシか?

昔の職場での写真。卵から幼虫が孵化したばかりの映像。すごく気持ち悪いけどなぜか見入ってしまう自分は病気なのだろうか。正体はカメムシ。

比較的少ない数の卵だけど、これだけでもやっぱり気持ち悪い。カメムシはオリーブにも悪さをするので害虫に当たるムシ。口吻で果実の樹液を吸い、その際バクテリアを果実に残すので果実の品質が下がる。小豆島にもともと居なかった種のカメムシが10年くらい前からか発生するようになったらしい。温暖化の影響だと思うけど北限が高知県あたりだったものが海を渡ったみたいでこの種は約20kmの飛翔能力があるらしいし、カメムシの気持ち悪さは知能が高そうなところ。たとえばこの幼虫位の大きさでもっといた場合人間に気づくと全部のムシが放射状に分散して逃げていく。綺麗に外側のムシから順番に。他には動く人間の死角に移動したり。DNAによる生存戦略かもしれないけどとにかく気持ち悪いので自分はできるだけ処分する事に。ちなみに農薬を使う場合は幼虫発生時期に散布するのが大事。成虫は飛んでくるし、幼虫はまだ飛べず結構な期間集団で生まれた樹に居ます。