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今年植えた苗

コルドバ大学から取り寄せ挿し木で発根し今年植えた苗。今のところ順調で綺麗に育っているので水分管理だけ気をつければ冬までは問題ない。問題は冬でとにかく空風が吹くのと雨が少ないから小さい苗を越冬させるのには工夫が必要。

今は梅雨で水の心配はないので除草作業と肥料、支柱を管理していれば大丈夫だけど今年の冬はある方法を試したいと思う。それは不織布。寒さに耐えられない果樹をその土地で育て冬を越す場合は不織布を使う場合があるので今年は小さい個体に対しては不織布を使おうと思う。その他にもパラフィン系の展着材なども併用して冬に備えたい。前シーズンに約4ヶ月雨が降らなかったので今年は大ダメージを受けた山梨のオリーブ栽培では越冬に万全を期す事にする。

2、3年すれば、大きくなればなるほど耐寒性は強くなるので最初の1年はとても大事。

その後は通常の栽培でとにかく果実を着け原料確保をし、できるだけ商品を作り生産性を高めてお客様に届けたい。この苗が1シーズンでどこまで大きくなるかも栽培の楽しみだし、子育てと同じで今しか味わえない事でもある。こういった事もアップし続けたいけれど忘れず定期的にやっていく事は難しいのでとにかく気づいた事、発見した事はこのブログで記録の意味も込めて書き続けていきたい。