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新漬け

画像がぼやけているのは勘弁してください。

これは会社勤めしていた時に行ったフランスのモンペリエという地方でオリーブ栽培・加工などをしている所の新漬けで、ほぼ日本の新漬けと同じ製法で作られているもの。

日本でしか新漬けは作られていないと思いきやフランスでも作られています。

しかもいつから作られているかというと100年以上も前ということで、日本より古くから作られていた可能性もある。

品種は「LUCQUES」で果実はそれなりの大きさで種と果肉の大きさのバランスから食べ応えがあり、味もナッツのような香りがして正直日本の新漬けより美味しかった。いつか日本でも育ててみたい品種。

新漬けといえば日本では苛性ソーダを使い灰汁を抜き塩漬けにするけど衛生面を考えるとそれで良いこともある。果実が強アルカリで殺菌されるので安心できる。

確かに塩などで灰汁抜きできるけど時間がかかりオリーブ果実内の油分が劣化した味がするのと、そもそもそういったものを販売しようとして一般生菌、大腸菌検査試験などで商品化がクリアできるのだろうか。

いろいろな考え方があるけどヨーロッパみたいに生の果実を自己責任でそれぞれの製法で漬け込み自家消費するのが一番いいのかもしれない。