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花芽の量

雨がしとしと降ったのでこの冬に枯れた2本の苗の代わりに新しく苗を植えつけた。

そのついでに挿し木から今年4シーズン目のミッションを観察したら花芽が多く着いていた。

経験上では花芽が多いときは小豆島の場合冬が過酷だったり、肥料、水分、剪定のバランスが結果良かったときなどである。

特に冬の寒さが過酷なときもしくは乾燥が続いたときなどは不完全花が多くなり、花粉は多いけど結実があまり多くなくなる可能性が増える。ネガティブ。

なので花芽が多くても喜ぶのはまだ早い。とりあえず着果までは今年の予想はできないし、早くに梅雨入りするということで受粉の心配をする声も聞こえてくるので花芽が多いからといって実が着くとは言い切れない。

特に若木は安定していないので着いた果実がボロボロ落ちることも多い。

 

梅雨時の受粉に関しては雨が多くても1日中が毎日続くわけではないので皆が心配するほど受粉には影響ないと経験からも思うんだけど、やはり雨がなるべくない方が受粉しやすいのは確かだと思う。

 

受粉は樹のコンディションが一番大事で、そのコンディションは気象条件、肥料、農薬、剪定などが影響するので全てをコントロールするよりも余裕をもって近づけるべきところに全体を近づけることが必要。

感覚的なことなのですごく難しいけど毎年のチャレンジで収穫量が毎年の結果となる。