
山梨に来てから今年で4シーズン目。
昨年はオイルも搾り必要な試験をして今年商品化する予定だけど冬の干ばつで今年期待してた畑の20本が収穫量0になりそう。
果実量の低下は覚悟して秋の潅水を怠ったけど山梨では樹(苗、幼木)の存亡に関わることを学んだ。
冬は湿度が低く気温も低い地域は同じ悩みを持ちながらオリーブ栽培している人がいて、雨が多く暖かい地域では樹の成長は早いけど果実がなりにくい、病害虫も多いことに悩んでいると思う。
よく山梨は日照量が多いからという理由で新規参入する農家もいるけど日照量だけではなく水分などのバランスが取れていなければどうしようも無い。
山梨は冬に降水量が少なく=日照量が多いのでそこら辺を勘違いすると当初思っていたことと違うなということが出てくるのではないかと思うし、データとかに偏る人でオリーブを上手に育てる人を自分は見たこと無い。
ただ、そういったことを発信すれば面白いと思う人がいるのは事実。
前職でも栽培指導するときに皆が求めているのは剪定ばかりで、剪定以外の話のときはつまらなそうな顔をするのに、剪定になると前のめりで目をキラキラさせる人が多かった。
そういった人たちと離れたところで自分なりの生活がしたくて会社を辞めて山梨に来たので、4シーズン目の今年は思い通りにいかないけれど自分なりのスタイルを通していこうと思う。
「農業は毎年一年生」と言っていた人を思い出す。
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