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カイガラムシ

とある場所の圃場でカイガラムシが発生してた。(山梨県外)

小豆島でも違う種類だけどカイガラムシがここ数年で出るようになっていた。

この圃場は年間降水量が2000mlは超える場所で湿度が高くオリーブ栽培が簡単ではない場所。

 

炭疽病の心配はもちろんだけど、こういったところでは小豆島では出ない害虫がいる。おそらく雨が多い地方では発生しているのではないかと思う。

ただでさえ降水量が多い土地はオイルの風味が弱いというか優しいというかざっくり言うとあまり評価が高くないオイルができる可能性が高いのに害虫が多く出るとなると採算が取りにくいと思う。

 

ある販売者のオイルの売り方は風味が強くなる青い果実とか無ろ過でしか小豆島産に追いつけない状態(「追いついてない」かな)に見えるし、正直小豆島以外ではあまり利益が出ていない状態だと思う。

 

そういった地域のオリーブ栽培者はなぜか実績がないのに「指導」をうたっているから驚き。小豆島でうまく育てる人でも場所が違えば全然うまくいかない人もいるのでその土地で栽培を確立するしかない。

 

とりあえずカイガラムシの種類も調べて対処方法なども試す事にしたのでこれがうまくいけばカイガラムシに悩んでいる地域の人に協力できるかもしれない。

 

ちなみに山梨産オリーブ果実は自分が知っている限り最高品質。