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マダラメイガ

小豆島からの情報でハマキ虫が発生したとのこと。

画像は以前撮影したマダラメイガの幼虫だけど他にもマエアカスカシノメイガ、チャハマキ、チャノコカクモンハマキ、新しくクロネハイイロハマキなどの幼虫がいる。

小豆島では4月の下旬から5月上旬が春の発生時期だけど山梨ではまだ発生が確認されていない。というか小豆島も少し早い発生ではないかと思う。そもそも桜なども開花が早かったように今年は植物が早く動いている。

オリーブアナアキゾウムシも3月下旬に発生確認したと小豆島の知り合いから聞いた。温暖化の影響なのだろうか発生する害虫も時期も変わってきている。

 

これまで春は大量発生はあまりないようだけど気をつけていないといけないかも。ほぼほぼ秋のマエアカスカシノメイガが大量発生する種なので今のところ他はノーマークだけど雨が多くなり気温が上がれば生態系も変わってくるので要注意。

 

山梨は10日程度小豆島と比べて季節が遅いと思うからこれからが発生時期なる可能性が高い。経験上標高が低いところの成長点から発生しやすいので鉢植えを圃場に置いておくと発生の目安になる。

 

虫といえば最近地域によっては問題になっているのがカイガラムシ。これはものすごく厄介でオーストラリアなどでは大問題になっていました。

日当たり良く風通し土壌の通気性、窒素量など改善しないとイタチごっこになると思うけど健全な栽培をしていれば今のところオリーブには発生しない。オリーブにとって良い環境にしていれば。

農薬はピレスロイド系の使い方に注意。