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クロネハイイロヒメハマキ

香川県小豆島で寄生が確認されて、香川の特殊報第4号を発令されたらしいクロネハイイロヒメハマキ。

チャハマキ、チャノコカクモンハマキ、マエアカスカシノメイガの3種がハマキ虫でオリーブに加害するとされていたけど新しいメンバーになりそう。

 

これまでであれば概ねチャハマキ、チャノコカクモンハマキは春に多く見られ、マエアカスカシノメイガは秋に多く見られる種類。特にマエアカスカシノメイガの幼虫は数年に一度秋に大発生することが解っている。

 

新種のハマキ蛾の幼虫はリンゴ園では駆除の対象になっているらしいが、オリーブでは駆除するほどなのか今年から注意したいと思う。

 

ゾウムシばかりがスクープされがちだけどハマキムシも相当厄介な存在で残念ながら被害にあった木の画像は無いが、それはひどい状態になる。ゾウムシのように木そのものが枯れるまでにはならずとも翌年の果実着果量、健康状態、さらなる病害虫の発生率の上昇などが懸念されるのである程度発生したら防除をしたほうが無難。

 

できれば農薬は使いたく無いけれど大量に確認したら、小さいうちに発見という前提でデルフィンを散布しようと思う。

害虫は化成肥料、有機でも窒素過多などが大量発生につながるので要注意。負のループには気をつける。