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山梨でも開花

比較的開花が遅いと思われる山梨で今日ミッションの開花を確認した。いろいろな条件で開花の時期は変わってしまうのだけれどミッションが最初というのは初めての経験だと思う。小豆島で主要4品種は最初にネバディロ、次にミッション、マンザニロで最後にルッカが開花していた。特にネバディロは開花するのが早いけどいっぺんには咲かないで咲いている期間も長かった。これで受粉、受精が順調にいけば着果となり生理落果などを経て10月〜11月に収穫となる。最近よく聞くのは受粉のこと。果実がならない原因を受粉だけで考える人が多い。受粉しても受精しなければ着果はしない。雌しべが無くても当然受粉、受精はしないのだけれど受粉樹とか天候を理由に果実がならないと言う人が多い気がする。品種で偏りはあるけど剪定は間違っていないか、肥料は間違っていないかなどは気にせず、果実が無いのを受粉のせいにする人が多い。そういう人達の特徴としてキャリアの浅い人が多い気がする。自分の経験ではミッションでも自家受粉はするので、やはり樹のコンディションがもっとも大事だと思うけどそう考えている人は少ない。剪定も何の為にするのか、肥料は何の為?メリットは?デメリットは?と問いたくなる。はたして弊害が無い場合は皆何を言いだすのだろうか。気になる。