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鉢植えの手入れ

昨日は業務委託の畑での作業。今日は自宅外に置いてある鉢植えのネバディロブランコの手入れをした。肥料をやり、傷んだ枝の切除。ネバディロは寒さに敏感で小豆島でもここ山梨でも秋になり寒さが厳しくなってくると葉の色が悪くなってしまう。他の品種より寒さが厳しい地域では栽培の手間が増えてしまうので比較的温暖な地域の方が育てやすい品種。それでもここ山梨で育てて見たことで行き着いたことでもあるので存在する樹にに関しては責任を持って育てるつもり。いつかお客さんの所にいく日までは一緒にいないと。そういえば業務委託の畑ではもう花芽とわかる状態の芽が伸びてきたけど山梨では新芽自体がやっとわかるくらいで、一般的なオリーブ栽培地に比べてだいぶ遅れての春という感覚。それでも気温の上昇とともに追いついていくのだけれど5年目にしてわかったことの一つでもある。山梨に来ていろいろあったけど、ここにきてまた様々話が入ってきて決断が求められる時になってきた気がする。大きく路線変更するつもりはないけど一応いい話もあるのでじっくり考えてみたいと思っている。住む場所、仕事の仕方やボリュームなど考え直す時かな。良い話ばかりではなく悪い話というか不満ごとも当然ある。クライアントの担当が変わったけどリズムが合わないのでやり辛いし、コミュニケーションも取れないタイプなのでストレスが大きい。それでもオリーブを見ると気分も安らぐのでオリーブに関わる今の仕事は自分にとってきっと天職だと思う。余程のことがない限り仕事ができなくなるその日までオリーブの仕事をすると思う。ただ内容は今みたいに栽培して果実収穫して加工品を作り販売しているかはわからない。ひょっとしたらコンサル一本かもしれないし、栽培、収穫して農業だけとか、一番可能性は少ないけど加工だけとか販売だけとかかもしれない。先日会った元同僚がすでに人生で最後の仕事をするために準備に入っていることに自分も多少は刺激を受けているかも。その話を聞いた時に、あっ自分もそういった意識を持って今後仕事に取り組んだ方が良いな、と思ったので良い意味でこれから仕事は選んでいきたいと思う。でもある意味では選ばずになんでもやりたい。