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桃の移植

ぼちぼちとオリーブの防寒対策しながら使えなくなった畑からこの時期を待ち桃の木を移植した。不要な枝を切り、植えつけてからタップリの水をやり、こちらも根の防寒対策として堆肥をマルチングした。これで来年の春に花が咲き木も大きくなってくれると信じて再来年には桃もある程度取れると思う。しっかり根が張ってから樹形を作っていき育てやすい桃の木にする。桃もこだわって栽培したらきっと楽しいと思うし、ひょっとしたらハマって桃とオリーブを一緒に栽培、販売していく未来もありかも。画像は嶺峯という品種で他にも収穫期が重なるツキアカリという品種を移植した。たった二本だけど自家用なのでこれで十分。

 

話は変わってオリーブの事。最近思う事として、オリーブ栽培がうまくいかない人の特徴をいくつかあげたい。

 

・視察とか称して人の話を聞く事を仕事にしてオリーブの世話をしない人。

・肥料の事とかで成分などに詳しい事を知ってもらうためにいろいろいう人。

・やたらと剪定に関心が強い人。

 

どこの人もそうじゃないかと思うかもしれないけど栽培が上手な人はとにかく畑にいて試行錯誤と観察をするし、肥料も肥料自体の良し悪しではなくオリーブにとって良いものに行きつき、特に剪定に偏る人は栽培がうまくいかず果実収量が少ない人が圧倒的に多い。自分が知っている桃農家で始めてから5年程度とかで桃を知った風に語る人は少ないと思うけどオリーブはできる風に語る人が多い気がする。稀に結果を出している人で大きい事をいう人はいるかもしれないけどなんでこんな業界になってしまったんだろうか。小豆島ではオリーブの事を偉そうに語る人は自分の記憶では二人くらいしかいない。上か下かではなく普通に良いものを作る仲間が欲しい。