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オイル用収穫

今日オイル用果実の収穫をした。ちょっとジャガイモにも似てるようなこの果実はノチェラーラで4シーズン目の今年は一本で11kgの収量。明日は搾油になるけど約1年ぶりのspremolivaC30の操作を行う。TEM社30kgの搾油機だが11kgで搾油ができるだろうかが心配だけど他の自家用オイル果実などとは別に単一でチャレンジするつもりでいる。理由は今後栽培品目を絞っていくうえで風味などを確認するためで、歩留まりはあまりに少なくて精度が微妙になりそう。この果実、もう炭疽病果実も少し出ているほど耐病性が低いけど、果実が大きいので収穫効率はピクアルなどより優れていた。アルベキーナよりも何倍も早く収穫袋の重みで首がズシリと重くなるのがわかるので収穫に関してはオリーブの品種でS級ランクだと思う。マンザニロがA級、ミッション、ピクアルなどがB級、C級がルッカ、レッチーノ、D級アルベキーナ、E級は間違いなくコロネイキと勝手にクラスを分けている。これで風味が良くオイル含量が多ければこの品種もmaruuの看板品種で行くつもりだ。新漬けも美味しいし果実の量も多いので病気に弱いことを差し引いてもものすごく自分は好きな品種。明日もしかしたらオイルが出ないかもしれないけどチャレンジの価値はすごくあるのでスプーン一杯でも出して味わってみたい。けど何せ11kgは初チャレンジなので少し緊張している。久しぶりの搾油で今日はあれこれシミュレーションが必要かも。