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繁忙期だから

新しい畑でそこにあった桃の樹を伐採、片付けて一息ついていた。新しい景色はとても綺麗だけど多分数ヶ月もすれば見飽きることは間違いないなあと思いながら昨日のことを思い出していた。昨年ある会社から依頼されて搾油の操作の指導を行った個人の方から電話があり搾油機からオイルが出ないとの内容だった。この方昨年は自信満々で来年からは自分に教えてやると息巻いていたけど、電話では時間があれば来て欲しいとか言っていた。もちろん行くはずが無い。昨年は仕事で依頼されてだけど自分も人間なのでわざわざカンに触る相手の元に行くのは嫌だから例えそれなりの報酬でも相手にしたく無い。しかも搾油機を扱った人ならわかると思うけど、オイルが出なかった原因としてはデカンターのノズルを開けてなかったという情けないオチ。オリーブ業界だけでは無いかもだけど、「俺はすごい」系の人が多いのがこの業界。特に果実が取れないのに剪定至上主義の人、本数と品種主義、できないのに知識をものすごい剣幕で語る人、極め付けは搾油自慢。自分はこういった人たちから逃れることもサラリーマンを辞めた理由の一つなのでできるだけ相手をしたくないのに何回も電話をしてくる。報酬なしで。今年これで2件時間泥棒されたのでもうこういう事がないことを願う。