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もう少し

今日も各畑をまわり果実の状況確認をして搾油の日程を詰めていく。品種によってはもう搾っていいくらいになっているのであれこれ悩んでしまう。写真はルッカで決して早い品種ではないのだけれど今年は果実が大きくなりどうしても熟度の進行が早いので搾油の時期をすごく悩んでしまう。通常なら10月の終わりくらいが丁度良いと思うけど3週間くらい早くなってしまうので正直自分にとっては未知の領域になる。色を重視すればオイルが少なくなる。時期で搾れば品質がどうなるかが気になるので一体どうすれば良いか。。こんなとき小豆島ならどうしていたかと考えてもこんな事はなかったと思うので、こうなったら勘で勝負しかない。2、3日中に果実を食べてみて状況を確認して、いいかなと思ったら収穫する事にしてみる。明らかに早い品種から搾ってみて良いオイルであれば今季は自分の勘でいってみようと思う。とりあえずアルベキーナ、ネバディロ、ルッカから収穫してみる。今週末からいよいよシーズンが本格的になるので気合も入れないといけないけど今年の慌しさには参っている。早く忙しくなりあれこれ考えずに黙々とやりたいなぁ。そういえば山梨では珍しい作物を作る農家に会ってきたいろいろなモノを作っているけどオリーブはまだとの事。あちらからすればオリーブが珍しいようで今日は面白い話ができた。自分もオリーブだけとは言わずに新しい作物にもチャレンジし続ける事を忘れないようにしたい。ただ本業のオリーブは最高レベルで居続ける。