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樹形が

植樹して2年経ち今年それなりに果実が生ったマンザニロ。マンザニロは独特で少し蔓的な特徴があり成長もゆっくりなので今年の果実量と樹の成熟とのバランスが悪いのか画像の樹は一方向に傾いてしまっている。こうなると直すのが大変なので直さず胴吹きで新しい芽が出るのを待ち自然に樹形が整うのを期待する。そういえばマンザニロをメインにしている畑の樹が育っていて、来年はそれなりに期待ができると思うので新漬け製造の準備もしなければならない。マンザニロ、果肉が柔らかく種との身離れが良くて食感が良くて食べやすい品種。たしか世界のオリーブ漬物などで50%程度がマンザニロだった様な気がする。オイルは少ないけど搾油すればパンチのあるオイルにはならないけどバランスの良いオイルになる。降水量の多い日本ではスパイシーに仕上がる品種の方が良いとは思うけど育ててみると収穫時期、耐病性、収穫効率などで、あれっとなる品種が多い。小豆島オリーブ栽培の歴史、やはり侮れない。