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今年の果実 ネバディロブランコ

なかなかまとまった雨が降らないけどオリーブは今のところ順調。昨年からの干ばつでダメージを受けた樹は果実が少ないので当然といえば当然だけど果実が大きい。特にネバディロブランコなんかはもう人差指の第一関節くらいの大きさになっている。桃なんかも例年より一週早く進んでいるのでひょっとしたらオリーブも収穫期が早まるかもしれない。小豆島や他の地域はどうだろうか、とにかく山梨は早いかも。そんなことを考えながらもW台風が気になる。雨台風でも通常の雨風の台風でも良いことはない。特にこの季節は長雨の後の台風一過で晴天になった場合は新梢が萎れてしまうので樹の成長に影響する。というよりバランスが崩れて病気が出やすくなるように感じる。とはいっても自然のことに口は出せても手は出せないのでなるようにしかならない。せめて風があまり酷くならないことだけを祈るしかない。雨は欲しいし。うちは支柱をしっかりしているので倒れたらしょうがないけど支柱設置していないと被害が出るかもしれない。倒木は何回見ても悲しくなるので自分のところだけではなく他所のオリーブも心配になる。オリーブ栽培を始めた人はゾウムシのスミチオンと同じく支柱も倒木するまで設置を考えない人が多いので被害が出やすい。小豆島では少なくとも10年生までは支柱を設置する。長年オリーブ栽培されている小豆島の人が支柱を設置するということは必要ということ。よく外国人でオリーブに支柱が必要ないという人いるけどここは日本。日本でのオリーブ栽培の歴史が重要だと思う。