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この季節に肥料

見難い写真だけど中央にオリーブの苗。品種はピクアルで昨年コルドバ大学から取り寄せたので正真正銘のピクアルの筈。真夏の挿し木で苦戦したけど数十本発根したので親木にするべく今年に定植した。約3ヶ月経ち大きいものは50cmくらいになっているので冬までに1mくらいになれば上出来かなと思う。画像に写っている雑草はスベリヒユでmaruuのオリーブ栽培では真夏のグランドカバーとしてオリーブの周りは抜かずに置いている為写っている。この草は一年草なので秋には枯れるので8月の日照りからオリーブの乾燥を和らげる為に置いているのだけれど面積の割に根域も狭く抜こうと思えば簡単に抜けるので今のところ期待している。秋にはメヒシバをある程度の長さにして冬枯れを待ち今度はそれを乾燥防止に使う。ところで今更タイトルの話になるけど明日か明後日に雨が降るかもしれないので肥料をあげた。通常真夏に肥料は施肥しないのが普通なのだけれど若木、苗木は冬も夏も活動するので自分は肥料を上げる事にしている。その方が早く大きく育つし山梨の場合水膨れの苗より栄養が詰まった苗でないと越冬に不利になるから出来るだけ成長できるうちに成長させたい。ただし肥料のやりすぎには注意している。活着しているのであまり無いとは思うけど肥料焼けで枯れるリスクもあるし、このまま栄養過剰で秋を迎えればハマキムシの餌食にもなりやすいので注意が必要。「農業は毎年一年生」忘れずに技術を磨きたい。