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だめだこりゃ

挿し穂を接いだルッカを思い切って根元から切って挿し穂の芽吹きを期待したけどどうやらダメみたい。

ついに最後の葉も落ちて、何回切っても生えてくるひこばえがあっという間に伸びていく。もうダメだと思うのでとりあえずこのままひこばえを伸ばしてルッカを元どおりにしよう。そういえばオリーブ研究所でもルッカを台木の試験をしたみたいだけど結果は良くなかったみたい。根と耐病性、環境への適応力も強いので期待したけど台木としては気難しいのかもしれない。

ノチェラーラはとりあえずネバディロでは成功しているけど次はコロネイキ、アルベキーナ、ピクアルを台木にしてチャレンジしようと思っている。

どれが活着率が良いか、またノチェラーラ以外でもそれぞれ試して一番良い台木を見つけたい。

山梨に来てから苗木屋でバイトしたけどその時聞いた情報では桃、ぶどう、梨などでも相性の良し悪しがあるそう。日本ではオリーブの苗木屋が他の果樹の苗木屋に比べてどうしてもレベルが低いと思うので良い苗を作るには自分で作るしかない。

良い苗に比べ悪い苗だと1年〜2年分収穫量が遅れてしまうので本数が多ければ多いほどロスが大きくなる。

しかも育てやすさ=手間が変わってくるので良い苗が欲しいけど良い苗を売っているところがないので自分で作るしかない。スタートでモチベーションも変わるので僅かながらでも良い苗を提供できるようにしようと思う。